マツダ「円高でも利益出る」構造改革 北米向けCX-9、本社生産開始 (2/3ページ)

2016.4.15 06:45

車両組み立てラインを流れる新型「CX-9」=14日、広島市のマツダ本社工場
車両組み立てラインを流れる新型「CX-9」=14日、広島市のマツダ本社工場【拡大】

 こうした取り組みは、2006年から進めてきた構造改革「モノ造り革新」の一環だ。複数の車種を一括して開発する一方、開発部門と生産部門が「徹底的な擦り合わせを行うことで理想の生産工程」(幹部)を目指してきた。世界販売が約150万台程度で企業規模の小さなマツダは、多様な車種を限られた設備で、いかにコストを抑えながら作るかが重要だからだ。

 生産部門は開発部門が作った図面通りにいかに早く、不良品がないよう作るかが重要とされてきたが、この考えを転換。エンジンの加工の精度で燃費にどのような違いが出るかなど、生産現場からも開発に積極的に提案し、人事交流も加速した。

 70円台まで耐性強化

 背景には、過去の苦い経験もある。他社に比べて輸出比率が高かったマツダは、一時1ドル=70円台まで進んだ円高で、12年3月期に1000億円を超す赤字になった。

本社工場で生産したCX-9は旗艦SUVとして主要市場の北米に輸出

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。