熊本県とその周辺には、さまざまな電子機器に組み込まれて重要な役割を果たす半導体などの生産拠点が集積している。
ソニーは画像処理を行う半導体を生産する熊本工場(菊陽町)が14日夜に停止。16日午前にも長崎(諫早市)と大分(大分市)の両工場でも一部のラインが停止した。
17日午後には大分と長崎のラインが復旧。余震が続いた熊本に関しては点検が進まず、週明け18日も、少なくとも朝からの稼働再開は難しい情勢だ。点検が終わり次第、結果を精査して再稼働の可否を決める。
画像センサーはスマートフォン向けに引き合いが強く、増産を繰り返してきた。アップルの「iPhone(アイフォーン)」減産などで需要の拡大は一服しているとみられるが、同社の業績を牽引してきたデバイス事業だけに、影響が懸念される。