【熊本地震】大手ガス会社が1800人超の復旧応援隊 早期復旧へ支援を拡大 物流は遅れ続く

2016.4.17 17:24

 熊本県を中心に規模の大きな地震が相次ぎ、民間企業による支援の動きも拡大した。電気やガスなどのライフライン復旧へ人員を派遣。ただ、高速道路の通行止めで物流には遅れが出ており、支援への影響が懸念されている。

 熊本県内で大規模なガスの供給停止が起きており、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスを中心に1800人以上の復旧応援隊を派遣する。日本ガス協会内には災害対策本部も設置し、情報収集に当たった。

 大手電力各社も停電の復旧に向け、高圧発電機車や高所作業車を向かわせた。

 佐川急便は、被害の大きかった熊本県内の市町村を中心に、集配の見合わせが続いた。宮崎や大分、鹿児島向けも1日から半日の遅れが出ているという。ヤマト運輸は中止していた宮崎への荷受けを、一部地域で再開した。

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