三井住友銀行は16日、来春卒業予定の大学生の採用選考スケジュールについて、熊本地震で被災した学生のほか、家族の被災など地震被害に見舞われた全国の学生については配慮する方針を明らかにした。地震被害の拡大で被災学生らの就職活動に影響が出るのは間違いなく、同様の動きは他の企業にも広がりそうだ。
経団連は今年の採用選考開始を6月としているが、同行は「被災学生らは会社説明会に出席できない場合があり、6月からの採用試験で他の学生より不利になる可能性がある」と判断した。
一般の大学生については予定通り6月から採用選考を始めるが、被災学生らについては1カ月程度先延ばしする方針。
同行は被災地への義援金を3千万円に増やす検討も始めた。既に、500万円を贈る方針を公表しているが、「被災地の状況にかんがみ、増額を検討する」という。従業員を対象とした義援金の募集も始める。