また、走行方法も国内で規定されたものではなく米国の方式を使った。その結果、不正対象のeKワゴンは1リットル当たり最高30.4キロの燃費性能とされるが、「5~10%の乖離があるとみられる」(三菱自)という。
Q どうして不正ができたのか
A 国交省によると、抵抗値はメーカーが申請書に記入して報告する。試験に国の担当者が立ち会うなどのチェックはなく、虚偽を見抜くことは不可能だという。今回は軽の開発で提携する日産自動車が抵抗値を測り、認証された数値との差を指摘したことが発覚のきっかけとなった。
日産からの問い合わせを受けて、三菱自が社内調査を行って不正が判明した。国交省は「制度の根幹を揺るがす問題だ」としており、今後、試験の方法が変わる可能性もある。