今夏は「フォーマル回帰」、クールビズ早くも商戦 (1/2ページ)

2016.4.23 00:09

軽い着心地と機能性を両立させたジャケットなどを取りそろえたクールビズ商品の販売コーナー=22日、東京都中央区の日本橋高島屋

軽い着心地と機能性を両立させたジャケットなどを取りそろえたクールビズ商品の販売コーナー=22日、東京都中央区の日本橋高島屋【拡大】

  • 通気性の良い素材にデニムプリントを施した三陽商会の「クールトラベラーズジャケット」(三陽商会提供)
  • 高島屋と帝人が商品化したジャケットは一部に美濃和紙を使っている(高島屋提供)

 百貨店やアパレルメーカー、繊維メーカーによるクールビズ商戦の火ぶたが切られた。紳士服では、よりフォーマルなスタイルへの“回帰現象”がみられるなか、ファッション性と機能性を両立させたジャケットやスーツの投入が目立つ。昨年の商戦は天候不順で不発気味に終わったが、今年は西日本を中心に気温が平年を上回ると予想されていることもあり、各社の期待はいつも以上に大きい。

 高島屋は今月20日、日本橋や大阪など5店舗の紳士服売り場に「クール・クールビズ」と名づけた販売コーナーを設け、ジャケットやシャツの販売に乗り出した。中心商品で、帝人と商品化したジャージー素材のジャケット(税込み5万4000円)は、美濃和紙を糸状にしたものを一部に使い、軽い着心地やなめらかな肌触りを実現。消臭や吸水速乾の機能も備えた。藤井卓郎MD本部紳士服ディビジョン次長は、「かっちりしたスタイルが好まれるなか、格好良さを問い直した」と話す。

 三越伊勢丹は、ウールリネン素材を使ったイージーオーダーのジャケット(15万円~)やスーツ(16万円~)を、都内の主要3店舗で販売している。清涼感のある軽いリネン(麻)素材に、しっかりした印象のウール素材を組み合わせることで、「フォーマルとカジュアルの“いいとこ取り”を目指した」という。

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