ソフトバンクは25日、熊本県と大分県の両県で相次いだ地震による携帯電話の通信障害が復旧したと発表した。移動基地局車を派遣するなどし、地震前の通信状態を可能にした。NTTドコモとKDDI(au)は熊本県の一部地域で通信障害が残っており、復旧を急いでいる。
ソフトバンクによると、16日未明から熊本県や大分県の一部地域で携帯電話が利用しにくい状態になった。停電やケーブルの断線で基地局が機能しなくなったためで、復旧作業を順次、進めてきた。25日午前8時20分ごろ、残っていた熊本県の一部の通信障害を解消した。