
三菱自動車本社のショールーム=4月22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】
しかし、リコール隠しの裏で、今回の国内法令と異なる走行法で燃費試験を行う不正は1991年から約25年間にわたり続いていた。試験のデータ改竄(かいざん)も、2013年から販売する軽自動車の開発段階で行われていた。
後任の相川社長は「(不正を)全く承知していなかった」と関与を否定する。三菱自は不正の経緯などを調べるため、渡辺恵一弁護士を委員長とする特別調査委員会を設置し、7月下旬をめどに結果を報告する方針。
経営陣から不正の指示や組織的な情報隠しがなかったかどうか。徹底的な原因究明が、不正の歴史を断ち切る第一歩になる。(会田聡)