三菱自、見逃し続けた不正の歴史 経営陣ら組織的関与の有無が焦点に (3/3ページ)

2016.4.30 08:02

三菱自動車本社のショールーム=4月22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)
三菱自動車本社のショールーム=4月22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 記者会見を終えて引き揚げる、三菱自動車の相川哲郎社長(右)。不正問題への経営陣の関与が焦点になる=27日午後、東京都港区

 しかし、リコール隠しの裏で、今回の国内法令と異なる走行法で燃費試験を行う不正は1991年から約25年間にわたり続いていた。試験のデータ改竄(かいざん)も、2013年から販売する軽自動車の開発段階で行われていた。

 後任の相川社長は「(不正を)全く承知していなかった」と関与を否定する。三菱自は不正の経緯などを調べるため、渡辺恵一弁護士を委員長とする特別調査委員会を設置し、7月下旬をめどに結果を報告する方針。

 経営陣から不正の指示や組織的な情報隠しがなかったかどうか。徹底的な原因究明が、不正の歴史を断ち切る第一歩になる。(会田聡)

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