年末までを展望した上で国内景気の懸念材料を聞いたところ、「過度な円高の進行」が多かった。円相場は昨年末に1ドル=120円台だったが、5月に入って一時1ドル=105円台まで急騰。円高は、輸出企業の収益を圧迫するほか、輸入物価の下落を通じてデフレ圧力にもなる。
一方で、足元の海外景気については「やや拡大している」との回答が46%を占め、最も多かった。「横ばい」は30%で、「やや悪化している」は23%、「悪化している」は1%だった。「米欧など先進国が引っ張る形で、緩やかながらも拡大基調をたどっている」(保険)とみている。懸念材料では「中国経済のハードランディング(急激な悪化)」が最も多かった。