北海道から鹿児島まで全国14都市に就航するフジドリームエアラインズ(FDA)。チャーター便事業を拡大させている(同社提供)【拡大】
阪急交通社も28年度の関西発チャーター便を前年度比で3倍超にする計画だ。集客数も同約9割増を見込む。近畿日本ツーリストやクラブツーリズムでも、サイパンやスイスなど「海外チャーター便の予約が好調だ」(いずれも広報担当者)という。
愛犬同伴プランも
今年は国内チャーター便プランの投入も活発だ。
阪急交通社やJTB西日本は今年、関西国際空港から北海道の利尻島や礼文島へのチャーター便を相次いで発売した。阪急交通社の広報担当者は「訪日外国人客が増えるなか、日本人客の座席を確保するための取り組みでもある」と話す。
全日本空輸は成田と釧路(北海道)を結ぶチャーター便で、国内初となる愛犬を客席に同伴できるプランを3月に発売し、2日で完売した。これまではペットを客席に持ち込むのは他の客との兼ね合いなどで難しかった。「遠隔地を結ぶだけでなく、こうした特定の条件を設けられるのもチャーター便の利点」(広報担当者)と話しており、好調な海外線に加え、工夫次第で国内線も拡大できるとみる。
地方観光の盛り上げ役
国内チャーター便事業で急速に存在感を高めている航空会社が「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)だ。