三菱自不正、実燃費や対象車種拡大が焦点 きょう国交省に調査報告 (2/2ページ)

 三菱自は、国交省が報告を認めれば補償策の検討を本格化する方針。だが、不正が始まった経緯や、経営陣の指示があったかどうかなど責任問題は、特別調査委員会が7月をめどにまとめる調査結果に先送りする見込み。国交省がさらなる調査を求める可能性もあり、信頼回復への道は依然遠い。

 ■三菱自動車の燃費データ不正問題のポイント

 ○不正の内容

 ・「eKワゴン」など軽自動車4車種で燃費試験に使うデータを改竄(かいざん)。一部モデルは走行を行わず、机上計算

 ・試験で国内法令と異なる走行法を1991年から採用。対象車種や台数は調査中

 ○責任は

 ・性能実験部長(当時)が「指示した」としたが、後に否定。相川哲郎社長は関与を否定 ・特別調査委員会が経緯を調べて7月をめどに報告

 ○今後の対応

 ・不正対象車の利用者にガソリン代の差額などを補償

 ・販売店や下請け企業への支援