三菱自と日産の提携、今後の課題は? ゴーン社長「ファミリーの新たな一員」 (1/3ページ)

2016.5.13 06:49

共同記者会見する日産自動車のカルロス・ゴーン社長(左)と、三菱自動車の益子修会長=12日午後、横浜市
共同記者会見する日産自動車のカルロス・ゴーン社長(左)と、三菱自動車の益子修会長=12日午後、横浜市【拡大】

 日産自動車と三菱自動車が資本業務提携することで、合従連衡を繰り返す自動車業界に新たな組み合わせが加わる。両社はこれまでも他社と提携してきたが、三菱自は独ダイムラー・クライスラー(当時)からの出資打ち切りなど翻弄された一方、日産は仏ルノーと約17年にわたる提携を続けている。企業文化や経営の自主性をめぐる意見の食い違いなどを乗り越えられるかが課題になる。

 信頼関係を強調

 三菱自の益子修会長は12日の記者会見で、「(日産は)軽の共同開発で一緒に仕事してきて信頼関係がある。不正問題で早まったが、いずれこの道にきていた」と提携に自信を示した。

 だが、三菱自は2000年にダイムラー・クライスラーと資本提携。リコール隠しが発覚する中、ダイムラー・クライスラーはアジアや商用車を得意とする三菱自に34%を出資して筆頭株主になった。

02年にはロルフ・エクロート氏を社長として派遣して…

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。