フットマーク社員から激励されるリオデジャネイロ五輪出場を決めた金藤理絵選手(左から4人目)=東京都墨田区【拡大】
日本でのジャケッドのブランド浸透のため、11年から金藤選手を水着などの用具提供と活動費の支給でバックアップするようになる。水泳販売部の小林智也部門長が、金藤選手のコーチを務める加藤健志さんの教え子だったことが縁となった。
金藤選手は4月の日本選手権女子200メートル平泳ぎで自身の日本記録を更新して優勝し、08年の北京以来2回目の五輪出場を決めた。ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。12年のロンドン五輪出場を逃したあとは何度も引退を考えたが、それでも「フットマークの社員の顔が浮かんで、ここでやめるわけにはいかない」と思い直して栄冠を手にする。
同社では売上高の65%を水泳用品が占めている。幅広い用途の水泳用品を取りそろえているが、競泳用は参入して数年しかたっていないので浸透していくのはこれからだ。三瓶芳(さんべかおる)社長は「五輪で金藤選手に活躍してもらい、ジャケッドの認知度を高めたい。競泳用は大手メーカーが市場を占めているので、まずはジュニア用から広めていく」と話している。