完成したポラス建築技術訓練校。人材育成とともに木造非住宅のモデルとしても活用する=埼玉県越谷市【拡大】
こうした取り組みが評価され、国土交通省の15年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択された。
同グループでは新たな訓練校について「木造非住宅の割合を拡大していくためのモデルハウス的な存在」と設定。今後は、12年に完成したポラテック本社ビル「ウッドスクェア」など、近くにある木造施設と連携し、内覧会や説明会を企画することで、木造の中大規模建築の普及につなげる。
これまで木造非住宅の用途は保育園やグループホームが中心だったが、今後は事務所をはじめ大空間の作業場建設で得たノウハウを生かし、倉庫やトレーニングセンターなどの受注に力を入れていく。
建築技術訓練校は全寮制。1年間で建築に関する知識や技術を学び、卒業すると社員大工となる。ポラスグループは建設業界への就業者数が減少しているのを受けて人材育成を強化。16年度は、前年を3割強上回る44人が入校している。