ウェンディーズとファーストキッチンは両社の商品を販売する「コラボ店」を展開している【拡大】
サントリーはファストフード店の競争が激化する中、主力の酒類とハンバーガー事業の相乗効果が薄いとみて、ファーストキッチン株の売却を決めた。ウェンディーズとは、都内の2店舗で両社の商品を扱う「コラボ店」を展開するなど親密な関係にあった。
サントリーは、米酒造大手ビームを14年に約1兆7000億円で買収したほか、今春にはサンドイッチチェーンの日本サブウェイ(同港区)株式の65%をオランダの本社に売却するなど、主力の酒類事業に経営資源を集中させる方針だ。
一方、米ウェンディーズは、ライバルのマクドナルドに押され09年に日本市場から一度撤退し、11年に再参入した。直営店は都内の1店舗のみで国内では苦戦が続くが、ファーストキッチンの買収で店舗数を一気に拡大できる。