【スポーツbiz】今のままであってほしい浦和レッズ (1/3ページ)

2016.5.25 05:00

ACL決勝トーナメント1回戦で、浦和がFCソウルに勝利し、喜ぶ浦和サポーター=18日、埼玉スタジアム

ACL決勝トーナメント1回戦で、浦和がFCソウルに勝利し、喜ぶ浦和サポーター=18日、埼玉スタジアム【拡大】

 このまま浦和レッズであり続けられるの? 日頃、サッカーには関心を示さない人から問われ、改めて三菱自動車の燃費データ不正の波紋を思う。

 三菱自は日産自動車と資本業務提携、日産傘下で再建を目指す。それは企業の論理なのだが、付随してサッカー・Jリーグ名門チームの存続までが巷間(こうかん)、人の口の端にのぼる。

 「もちろん、委員会でも話題になった。Jリーグ内部でも大きな関心事であることは言うまでもない。ただ、大半は現状のままであってほしいというのが本音」。専門委員会委員を務める知人は、空気を語った。Jリーグはいま、新しい活性化策に取り組み始めている。面倒な話は避けて通りたい。

 ◆JリーグNo.1クラブ

 日産は横浜Fマリノスの親会社として74.5%の株式を有する。傘下に入る三菱自は、浦和の筆頭株主として50.63%の株式を持つ。これが、Jリーグ規約第25条5項にある「重大な影響下にある法人の経営を支配しうるだけの株式」(数字を明記していない)という表現に該当するとの見方である。

 Jリーグの村井満チェアマンは空気を反映してか、慎重に言葉を選ぶ。「1つのオーナーが2つのクラブを支配することは制限されているが、今回の件が該当するか、専門家を交えて情報を精査したい」。そこに日産のカルロス・ゴーン社長が話した「経営権は三菱自にある」「日産は必要時支援を行う」との表現が絡む。要は今後、子会社化が進むか否かで変化していくのだろう。

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