【スポーツbiz】今のままであってほしい浦和レッズ (2/3ページ)

2016.5.25 05:00

ACL決勝トーナメント1回戦で、浦和がFCソウルに勝利し、喜ぶ浦和サポーター=18日、埼玉スタジアム

ACL決勝トーナメント1回戦で、浦和がFCソウルに勝利し、喜ぶ浦和サポーター=18日、埼玉スタジアム【拡大】

 浦和はJリーグNo.1のクラブである。確かに状況変化に存続の危機はあるものの、杞憂(きゆう)としてはね返す力を持っていると思うのは欲目だろうか。

 浦和の2015年度の営業収入は約60億9000万円。3年連続の増収で、6年ぶりに60億円の大台に乗せた。J1クラブ14年度の平均営業収入は約32億9000万円だから群を抜く。内訳をみると、収入の3本柱である入場料が約21億7000万円、広告収入が約25億5000万円、グッズ収入約6億9000万円である。

 注目したいのは入場料収入。J1クラブの平均約6億8000万円(14年度)と大きな差異が見て取れよう。またJ1クラブの平均広告収入は約16億円で入場料収入の2倍強なのに対し、浦和はほぼ同額であった。

 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の平田竹男教授は著書『スポーツビジネス最強の教科書』において、浦和と他クラブとの違いを指摘する。「広告収入に依存するのではなく、地元地域の住民を中心とした顧客からの収入とも言える入場料収入の拡大を基盤とした経営努力が(中略)発展の要因となった」

 実は、浦和の経営努力とは親会社、三菱自の過去の経営不振に始まった。00年と04年に発覚したリコールがそこに重なる。

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