【セブン&アイ株主総会・詳報(5完)】鈴木氏と井阪氏が握手、“ノーサイド”で波乱なく終了 (2/2ページ)

2016.5.26 14:42

セブン&アイホールディングスの井阪隆一社長(寺河内美奈撮影)

セブン&アイホールディングスの井阪隆一社長(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文代表取締役会長最高経営責任者(CEO)
  • セブン&アイ・ホールディングス株主総会に出席するため、会場の本社に入る株主ら=26日午前、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)

 《最後に鈴木氏が発言した》

 「グループに入社したのは昭和38年。その時の売り上げは約40億で、5店舗だった。多くの方の支援を頂き成長してきた。今の売り上げは10兆円を超える規模。多大なご支援をいただいた。株主からイトーヨーカ堂や西武百貨店について懸念する声があった。しかし、徐々にいい方向に向かっていると確信している。何よりもこれから大きな問題はオムニチャネルにどれだけ今後の経営陣が力を入れるられるか。小売りとして日本ナンバー1、世界でもナンバー1に成長していく。今まで以上のご支援を頂きたい」

 《村田氏に促されて、井阪氏と鈴木氏が難く握手。“ノーサイド”を演出して株主総会は終了した。時間は1時間52分(昨年は1時間28分)。出席者は1385人(同1984人)だった。

(終わり)

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