【セブン&アイ株主総会・詳報(4)】「鈴木会長、退任したら会社が傾く」と陳情する株主も (1/2ページ)

2016.5.26 13:57

鈴木敏文氏(宮川浩和撮影)

鈴木敏文氏(宮川浩和撮影)【拡大】

  • セブン&アイホールディングスの井阪隆一社長(寺河内美奈撮影)
  • セブン&アイ・ホールディングス株主総会に出席するため、会場の本社に入る株主ら=26日午前、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)

 《鈴木会長の退任を惜しむ株主が質問に立つ》

 男性株主 「鈴木敏文会長にお願いがあってきた。退任を伸ばせないか? 会社が傾く」

 《会場から拍手がわき、直後に鈴木会長が発言した》

 鈴木会長 「私も歳だし、長い間やってきた。私も自信が持てる。今まで以上に会社を伸ばせるのでご支援をいただきたい」。

 《別の株主に質問が移る》

 男性株主 「同一労働同一賃金を導入しているのか」

 後藤克弘取締役 「小売り流通の特徴は、労働集約型の産業だ。常に労働生産性を高めないと付加価値を上げられない。しっかり能力を発揮する人ややる気のあるパートの方は、正社員への登用も用意している」

 男性株主 「スーパー事業について質問する。営業利益が上がっていない。百貨店もそうだ。これは何年も前から言われている。今更業務改革というが、(不振の)衣料部だけ切り離して出来ないのか」

 《亀井淳イトーヨーカ堂社長が再び登壇》

 亀井氏 「世の中の流れの中で苦戦している。在庫の問題など山積しているのは確かだ。グループ上げて、グループの支援をもらいながら改革を進めたい。今一歩ついていけなかったのは確かだが、作り上げて行きたい」

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