アサヒビール、キリンビール、サッポロビールのビール大手3社が共同配送地域の拡大を検討していることが29日、分かった。既に首都圏の一部で行っているが、新たに関西や東海、北海道などから候補を選び、年内にも始める。配送を効率化させて物流コストや二酸化炭素(CO2)排出の削減につなげるほか、経営資源をビールなどの商品開発に集中させ、消費者ニーズに対応した新商品を作ることで消費者の取り込みを図る狙いもある。
3社が行っているのは物流拠点から小売店までの小型車を使った配送で、ビール類のほか、ワインや焼酎などの酒類だけでなく、グループの清涼飲料水も対象となる。
共同配送は、2011年8月にアサヒとキリンが東京都内の一部で開始した。その後、神奈川県内の一部にも対象地域を広げ、15年6月からはサッポロが新たに加わった。