これまで行ってきた共同配送が物流コストやCO2の削減で一定の効果が出ているという。また、インターネット通販の拡大に伴うトラック運転手不足に対応できるという。3社とも拡大はメリットになると判断し、早期実現に向け協議を進める考えだ。
3社が物流の協業を進める背景には、国内のビール市場の縮小に対する危機感がある。
ビール大手5社が4月12日に発表した16年1~3月期のビール類(ビール・発泡酒・第3のビール)の課税出荷量は、前年同期比3.8%減の8068万ケースで、1~3月期としては1992年の統計開始以来、過去最低となった。消費者の好みの多様化や少子高齢化、若い世代を中心に酒類離れも進んでいる。