Moffの共同創業者で代表の高萩昭範氏【拡大】
--売り上げは
「ローンチした年の売り上げは上々でした。アマゾンの電子玩具部門で国内最高1位、米国最高2位にランクインしました。日米で有名小売店を通じた販売も行っているので、まず両国で売り上げを伸ばし、その他の地域にもつなげていきたいですね」
◆子供や家族のため
--起業前はメルセデスベンツやクラフトフーズグループでプロダクトマーケティングを担当していたそうですが、大企業を辞めてIoTのスタートアップを始めたのはなぜでしょう
「日本のモノづくりにも、IoTにも長年関心を持ってきましたが、第1子が生まれてから、自然と玩具について考えることが多くなりました。IoT玩具を子供や家族のコミュニケーションのために作ろうとしていた中でMoffのアイデアが生まれました」
--大企業勤務時代を振り返って、懐かしく思い出すことはありますか
「給料ですね。創業者の給料はそれに比べると本当に少ないんですが、そのことを除けばスタートアップ経営はとてもやりがいのある仕事です。妻や家族みんなが、家庭のお財布事情が厳しくなることを承知でサポートしてくれたので、幸運だったと思います。Moffが私にとって大切な事業だと理解してくれたんです」
--起業して一番難しかったことは
「13年に始めたときは、ただ素晴らしい技術と玩具を作りたいだけでしたが、やってみると私の時間のほとんどが採用やチーム作り、資金集め、経営上の雑務に消えていきました。初心を保ちながら、それに慣れるのは簡単ではありませんでした」