三菱東京UFJ銀行は3日、地域開発に取り組む企業を支援する目的で設立したファンドの募集総額を、これまでの2倍となる2千億円に増枠したことを明らかにした。当初の総額1千億円に対して7割以上の申請があり、需要があると判断した。
このファンドは1月に募集を始めた「MUFG地方創生ファンド」。駅前再開発や工場の建て替えといった地域の活性化や雇用創出につながる事業を手がける企業に、設備投資の費用や運転資金を融資する。財務状態などによっては、通常よりも低い金利で資金を借り入れることもできる。
三菱UFJによると、申請顧客の半数程度はこれまで取引がなかったり、他行よりも取引額の少なかったりする企業だという。三菱UFJは、自行の専門家が融資先に対して事業展開に関する助言を行うのが強みになっていると分析している。