日本のオフロード四輪車、北米で激戦 二輪車の技術、ブランド力を武器に (2/2ページ)

2016.6.4 07:01

川崎重工業の北米向け多用途四輪車「MULEPRO-FXT」
川崎重工業の北米向け多用途四輪車「MULEPRO-FXT」【拡大】

 ヤマハは昨年9月、レジャーに特化した2人乗りオフロード四輪車「YXZ1000R」を北米で発売。年間販売計画は8000台だったが、15年末に受注は1万台に達した。

 ヤマハは「二輪車のデザイン性や技術力で既存メーカーから差別化している」と強調する。オフロード四輪車を含む特機事業の売上高を18年12月期に現状の3割増の2100億円まで増やし、二輪車事業とボートなどマリン事業に次ぐ「第3の基幹事業に育成する」としている。ホンダもオフロード四輪車「パイオニア」を北米で展開して販売を伸ばしている。

 ヤマハによると、オフロード四輪車の北米市場は18年に41万台と15年比で約2割伸びる見込み。ただ、米ポラリス社や加ボンバルディアのシェアが高く、日系メーカーの存在感はまだ低い。

 二輪車の開発力やブランド力をどう生かしていくかが、日本勢飛躍の鍵になりそうだ。

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