「感謝の気持ちを込めて」最後に送り出すCR-Zの特別仕様車「α・ファイナルレーベル」【拡大】
ホンダは9日、スポーツタイプのハイブリッド車(HV)「CR-Z」の生産を年内で終了すると発表した。ホンダは終了の理由について「販売状況などを総合的に判断した」と説明している。
ホンダは、若者の車離れで縮小するスポーツカー市場の活性化を目指し、2010年2月にCR-Zの販売を開始。10~11年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、注目を集めた。
当初は全世界で年間4万~5万台の販売を目指すとしていたが、支持が広がらず、16年5月までの累計販売は約4万台にとどまっていた。
生産終了を前に、内装を黒色で統一したCR-Zの特別仕様車を10日から販売する。ロゴマークが入った専用シートなどを備え、価格は280万円。