日立製作所のグループ会社、日立レールイタリアは29日、イタリアの鉄道会社トレニタリアから新型2階建て車両195両を受注したと発表した。受注額は約380億円。
今回受注した新型車両は通勤用で、1編成(5両)の全長が136メートルで、旅客定員は656人。最高速度は時速160キロ、1万6000キロ以上のイタリアの在来線に投入される。
新型車両の車体は、イタリアのピストイア工場とレッジオカラブリア工場で、モーターや電装品はナポリ工場で製造する。2019年2月から納入を開始する。
トレニタリアは1500両(300編成)の導入を計画しており、まずは195両を発注した。日立はトレニタリアとの間で、最大1500両を供給することでも包括合意。このため今後、日立に1500両を全て発注すれば、日立の受注額は約3000億円になる。
新型車両は座り心地の良いレザーシートを採用したほか、多目的スペースも設置され、快適性を重視した。