株主総会ピーク 資本効率のチェック厳しく トップ選任賛成率低下 (1/3ページ)

2016.6.30 05:00

三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区
三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区【拡大】

 東京証券取引所に上場する3月期決算企業の株主総会が29日にピークを迎え、全体の約32%にあたる759社が開催した。東証のコーポレートガバナンス・コード(企業統治原則)の導入から2年目に入り、主要取引先の関係者などではない独立した社外取締役を複数選任する企業が東証1部上場企業の4分の3を超える見込み。一方、資本効率が低迷する企業では、経営トップの取締役選任議案への賛成割合が大きく低下するなど株主のチェック姿勢は厳しさを増している。

 東証によると、東証1部上場企業で独立社外取締役を複数選任する企業は、3月期決算企業の株主総会が終わった段階で、77.9%と4分の3超に達し、前年(48.4%)より30ポイント近くも高まる見込み。ホンダやNTTドコモなどが新たに複数選任に対応する。

 企業の資本効率を示す株主資本利益率(ROE)への関心も国内外の機関投資家を中心に引き続き高い。ROEが相対的に低い企業の場合、社長ら経営トップの取締役選任議案に対する株主の賛成割合が大きく低下するケースがあった。

同時に選任された他の7人の取締役は9割を超えており…

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