
三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区【拡大】
株主提案が増えている背景について、荒竹義文法人ソリューション室部長代理は「機関投資家を中心に企業統治への意識が高まっており、経営陣に対して『物言い』をしていくという姿勢の一つだ」と指摘。また、今年に入って海外経済に揺さぶられて日本株相場が低調に推移する中、株主提案をてこに企業にはっぱをかけて株価上昇につなげたいとの思惑もうかがえる。
企業に株主との対話を促す流れが強まる中、株主が経営陣に注文や意見を述べる場面は株主総会に限らず増えそうだ。荒竹氏は「経営陣は自社の企業価値を高める戦略や将来の方向性をしっかりと持った上で、有効な内容であれば株主の意見を取り入れていくのが望ましい」と話している。