株主総会ピーク 資本効率のチェック厳しく トップ選任賛成率低下 (2/3ページ)

2016.6.30 05:00

三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区
三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区【拡大】

 取締役選任議案への賛成割合は、一般的に9割を超えていることが多いとされる。2016年3月期にROEがマイナス25.8%に落ち込んだ商船三井は21日に株主総会を開いたが、武藤光一会長への賛成割合は74.97%と前年より22.12ポイント低下。池田潤一郎社長も76.65%で、20.82ポイント下がった。同時に選任された他の7人の取締役は9割を超えており、資本効率の低迷に対し株主が経営トップに厳しい姿勢を示した形だ。

 一方、株主が議題や議案を提案する株主提案はここ数年、増加傾向にある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると今年1~6月に株主提案を受けた会社は47社で前年同期より8社増えた。中でも投資先企業に積極的に提言する「アクティビスト型」の株主提案があったのは7社で前年より4社増えた。

「機関投資家を中心に企業統治への意識が高まっており…」

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