三菱自、20日にも本格稼働 不正発覚2カ月半 水島製作所の軽生産再開 (1/2ページ)

2016.7.5 05:00

三菱自動車水島製作所に出勤する人たち=4日午前、岡山県倉敷市
三菱自動車水島製作所に出勤する人たち=4日午前、岡山県倉敷市【拡大】

 三菱自動車は4日、燃費データの改竄(かいざん)発覚後に中止となっていた軽自動車4車種の生産を、岡山県倉敷市の水島製作所で約2カ月半ぶりに再開した。生産停止に伴い自宅待機となっていた従業員約1300人は職場に順次、復帰する。生産ペースは徐々に上げていくため、不正発覚前の水準まで生産が回復するのは10月以降となりそうだ。

 生産停止が長期に及んだため、4日は従業員が試験的に生産ラインを動かしながら、問題がないかを慎重に確認。この日は5台程度を完成させる予定だ。少しずつ生産台数を増やしていき、出荷と本格的な稼働の再開は20日ごろとなる見通し。

 4日は従業員が午前8時前後に出勤。軽自動車などの生産に携わる男性は「生産再開が決まり少し安心した。ただ、販売がどうなるか不安な面もある」と話した。三菱自は7~8月は軽自動車を月5000台生産、9月は9000台に増やす計画。販売状況を見て生産水準を上げていく予定だ。前年の同時期は月平均で約1万2000台を生産していた。

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