東芝、初のカンパニー別説明会 信頼回復で投資家と対話強化 (2/2ページ)

2016.7.7 06:58

 一方、もう一つの柱となる半導体事業は価格下落や需要が鈍化している。同事業を手がけるストレージ&デバイスソリューション社の成毛康雄社長は「構造改革を終えて16年度は全事業を黒字化する」と語った。3次元の記憶用半導体の開発を加速し、コスト競争力を高める。18年度に売上高1兆6800億円、営業利益1300億円を目指す。

 また、東芝は18年度の全体の事業計画も修正した。売上高は従来予想が5兆5000億円だったが、パソコン事業が売却されなかったため、5兆7000億円に変更。営業利益や最終利益は修正しなかった。

 綱川社長は「記憶用半導体が東芝の成長ドライバーで社会インフラとエネルギーが記憶用半導体の業績リスクの変動を補う形になる」と述べた。ただ、アナリストからは各事業で円高など市場環境の変化への対応の質問も多く出されたが、明快な回答が少なかった。

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