
住友不動産の「ガーデンヒルズ四ツ谷迎賓の森」(新宿区)=完成予想図【拡大】
プラウド六本木は六本木の中心から奥まった高台に建設。外壁には世界各地から吟味した3種の天然石を採用するなど、内外装素材にこだわる。総戸数は35でこれまでに第1期分の17戸を売り出した。価格は2億3200万~10億4000万円、3.3平方メートル当たりの平均単価が900万円超という物件にもかかわらず、最高価格の住戸をはじめとして16戸がすでに契約済み。実需が中心だという。
投資家の動き活発
不動産経済研究所の調査によると首都圏の新築マンション販売は、6カ月連続で前年実績を下回っている。こうした中、好調に推移しているのが「希少立地など好条件を備えたマンション」(三菱地所レジデンスの宮島正治・専務執行役員)。代表的な事例が、都心部にある一連の富裕層向け物件。地価は上昇傾向が持続するなど不動産関連の市況が全般的に好調で、安定した収益を稼げるといった理由から、投資家の動きが活発な点も後押ししている。
2020年の東京五輪を控えて建築コストが高止まりし、建築費の占める割合が大きい郊外物件は不利な状況にある。こうした事情も加わって、「異次元」(不動産経済研究所の田村修取締役)とまで指摘されるようになった都心部の富裕層向け超高級マンション市場は当面の間、底堅く推移するとみられる。