日本貿易振興機構(ジェトロ)は20日、日本人も犠牲になったバングラデシュのダッカ飲食店襲撃テロ事件をはじめとしたテロ対策について、都内で海外安全対策セミナーを開催した。メーカーやゼネコン、商社、中小企業の海外のリスク管理担当者600人が参加した。
講師を務めたリスク管理会社のオオコシセキュリティコンサルタンツの廣瀬幸次シニアコンサルタントは、リスク管理の専従者を置いて情報収集する必要性を強調。「リスク軽減にはテロ発生の可能性の高い時間帯や国を避けることが重要」とアドバイスした。
また和田大樹シニアアナリストは、バングラデシュのテロ件数が2015年が前年の3・7倍の459件に増えた米国務省統計を紹介し、「事前にテロ情勢の悪化など前兆を把握することが大事になる」と指摘した。