【ポケモンGO】日本上陸秒読みへ 夏休み控え学校もピリピリ 海外ではトラブル続出 運転中に街路樹衝突、ゲットだぜ! (2/5ページ)

 ポケモンGOは、衛星利用測位システム(GPS)を活用しており、スマホを手に屋外を歩くと、画面の地図上にモンスターの位置が示される。その地点に近づくと、プレーヤーがいる実際の風景の中にモンスターが出現する。画面上のポケモンを捕獲する「モンスターボール」に指を滑らせて投げる操作をすると、モンスターを捕まえることができる。

 こうしたゲームの上陸を控え、国内の学校現場にも困惑が広がっている。

 別の小学校の副校長も「今の時代、特に高学年はスマホの所持率が高く、使うなというのは無理な話」と打ち明ける。この小学校では、日頃から適切な使用法を指導はしているというが、副校長は「子供はゲームに熱中してしまいやすい。学校がゲームを禁止することは難しいため、対応を考えている」と頭を抱える。

ホーム転落に注意 JR「影響容易に想像できる」

 「歩きスマホ」や「ながらスマホ」が前提のポケモンGO。自動車運転はもちろん、自転車に乗りながらスマートフォンを操作し、事故を起こした場合は安全運転義務違反で摘発対象となる。歩行者の場合、「歩きスマホ」だけで取り締まりの対象になることはないが、警察関係者は、「スマホ操作は周囲への注意が効かなくなるもの。特に子供は視野が狭く、熱中してしまえば危険」と危機感を示す。