東京メトロが食べやすい野菜 高架下で栽培、高級ホテルに売り込み強化 (1/2ページ)

2016.7.29 06:29

東西線高架下の植物工場。日産400株のペースで野菜を水耕栽培している=東京都江戸川区
東西線高架下の植物工場。日産400株のペースで野菜を水耕栽培している=東京都江戸川区【拡大】

 東京地下鉄(東京都台東区)は、植物工場で栽培している野菜事業を推進する。安心・安全という高付加価値を訴求してブランド化を図るため、百貨店や高級スーパーなどへ販路を広げるとともに、高級ホテルへの売り込みに力を入れる。今後、生産ノウハウを蓄積し、栽培品目を増やすことで認知度向上を図る。

 工場野菜は高架下の土地の活用法を検討していた同社が、2015年1月から生産を始めた。東京都江戸川区の東西線西葛西駅から葛西駅の間の高架下の空き倉庫を改造した167平方メートルの室内に大型プラントを7台設置。温度や湿度を一定に管理して、蛍光灯の光でベビーリーフやレタスなど12種類を水耕栽培し、毎日400株を出荷している。

 工場で水耕栽培する野菜にはさまざまなメリットがある。農薬を使用しないため安全で、えぐみやあくが少なく野菜が苦手な人も食べやすい。季節や気候の影響を受けないため、品質や供給量も安定する。雑菌が侵入しない環境で栽培することで、野菜が傷みにくく長期保存できる。これらの特徴を高付加価値としてアピールするため「とうきょうサラダ」というブランドで売り出した。

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