
三菱自動車の燃費不正問題に関連して、会見する特別調査委員会のメンバーら=2日午後、東京都港区(桐原正道撮影)【拡大】
--燃費目標達成の責任を、開発部門ではなく性能実験部が負うことになった背景は
坂田吉郎委員「開発の途中で燃費改善策をまとめる役割が弱かった。そのため『最後に試験を行う性能実験部が達成するしかない』との意識があった」
--走行抵抗値以外の不正はなかったのか
八重樫武久委員「不正と見るべきかどうかは分析できていないが、たとえば気温の高いタイでの測定結果と、国内での結果には差異がある。そうしたもろもろからも燃費値の乖離(かいり)が生じた」
--今回の問題を引き起こした最大の要因は
坂田氏「全従業員が価値観を共有するという一体感の欠如に尽きる。それが(リコール隠しなど)過去の不祥事後に作った再発防止策が上滑りした原因だ」