IoT(モノのインターネット)による製造・サービスの変革が叫ばれているが、家電や各種機器からデータを集めるだけでは「変革」はおぼつかない。ドイツは産官学でIoTを軸に世界的競争力のある次世代製造業への脱皮を目指す。日本は官民連携のIoT支援が動き出したところだ。
英半導体開発大手、アーム・ホールディングスを3兆3千億円で買収するソフトバンクグループの孫正義社長は、7月18日にロンドンで開いた記者会見で「IoTは次のパラダイムシフトだ」と強調した。オンリーワン技術とはまったくの逆ともいえるIoTの果実は、製造業の枠を超えたところにあるのかもしれない。(芳賀由明)