家事代行サービス、低価格で新業態続々 市場6倍拡大?人手不足解消へIT活用 (2/5ページ)

2016.8.27 07:19


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 現在「タスカジさん」には約300人が登録。半数は外国人で英語教育にも人気だ。利用件数は前月比2ケタ増を続けている。1時間当たり1500~2600円の利用料のうち20%が同社への手数料だ。

 「安く頼める個人のハウスキーパーを必死にネットで探した経験から、マッチングの場があれば見つけやすいし安心と考えた」と和田幸子社長はいう。タスカジのサービスは、モノや不動産、人手などの貸し出しをインターネットで仲介する「シェアリングエコノミー」型だ。

 個人と個人を仲介する「家事のシェアリングサービス」としては、2013年に開業のエニタイムズ(東京都港区)も利用者が約2万人に達し成長中。ペットの世話や付き添いなど家事の範囲も広がりを見せている。

 「クラウド家事代行」をうたうのは、2年前に子育て中の男性3人が創業したカジー(東京都千代田区)。「働けるときに働く」人材を集め、スタッフの85%が主婦業や自営業者など別に仕事をもっているダブルワーカーだ。ITを駆使し、スタッフの対応可能な時間と顧客ニーズをデータベース管理し、マッチングを行う。

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