ソニーが4K液晶テレビの旗艦モデル 初の100インチ、高度なデジタル制御で画質向上

独自開発の4K高画質プロセッサーを搭載したソニー初の100インチ液晶テレビ「KJ-100Z9D」
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  • 4K高画質プロセッサーを搭載したソニー初の100インチ液晶テレビ「KJ-100Z9D」

 ソニーは30日、新たに開発した4K高画質プロセッサー「X1エクストリーム」を搭載し高度な制御技術を備えた同社初の100インチ液晶テレビなど「ブラビア」シリーズ6機種を商品化、9月17日以降順次発売すると発表した。

 100インチ液晶画面の最上位機種「Z9D」シリーズは、X1エクストリームの制御機能により、バックライトのLEDを完全独立駆動させる独自技術と、多様な映像を幅広い階調の輝度で表現できるHDR(ハイダイナミックレンジ)技術を実現。色が白く飛びがちな明るい部分と黒い部分を肉眼で見ているかのように再現できるのが特徴。100インチのほか75インチと65インチの3機種を投入する。

 一方、4Kチューナー内蔵の「X8300D/7000D」は、5月に発売した「X8500D」の下位機種に当たる普及モデルで、画面サイズは49インチ(8300Dは43インチも)。HDR対応で、番組チェック機能に「スポーツ」や「台風情報」など好みの番組をジャンル別にまとめられる機能を追加した。

 市場想定価格はZ9Dシリーズの100インチ画面が約700万円(税別)、75インチ画面が約100万円、65インチ画面が70万円。X8300Dは約19万円と15万円(43インチ)、X7000Dは16万円。