
ファマリー創業者の藤井悠夏氏【拡大】
--ほとんどの人が人生に一度しか結婚しませんから、この事業モデルでは、リピーターになる顧客が極端に少ないことが心配ではありませんか。常に新規顧客を開拓しなければなりません
「それについては、計画があります。結婚式は家族としてのスタートラインですから、何年かすればユーザーは赤ちゃんの写真や家族の記念写真を撮りたいと思うのが自然です。将来的には、ウエディングフォト以外の写真撮影にも対応し、ユーザーの人生とともに育っていくサービスにしようと考えています」
◆腕の良いプロとマッチ
--国内の写真撮影業界は変化の時を迎えているとか
「はい。プロの写真撮影へのアクセスはかつてより容易になっています。高品質のカメラ機材は非常に高価なものでしたが、今はそれほどでもありません。機材をひと通りそろえた、腕の良いフォトグラファーがこれまでとは比べ物にならないほど増えています。また、最近まで、ウエディングフォトに関することは全てフォトスタジオが決めるのが普通でした。標準的な背景のセットがいくつかあって、決められたポーズが何種類かあり、顧客であるカップルはほとんど言われる通りに撮影ポーズをとっていたのです。しかし、写真を共有する機会が増えた今、人々の写真の捉え方は変わっています。自分たちの性格や好みに合う撮影スタイルや写真の出来上がりを求める人が増えています」