
ファマリー創業者の藤井悠夏氏【拡大】
--人生で最も幸せな時を過ごしている人たちのための仕事ですから、そんなカップルと毎日関わることでスタッフの皆さんの雰囲気も良くなるのでしょうね
「その通りです。フォトグラファーと一緒に仕事ができるのもとても幸せなことです。彼らは芸術家であり、カップルが自分の写真を気に入って担当フォトグラファーとして選んだことを喜んでいます。才能あふれるフォトグラファーをもっと支援していきたいです。私たちはとても良いものを生み出していると感じています」
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ファマリーは、破壊的なビジネスが、既存の事業モデルに対して有利なことを示す教科書的な事例だ。ファマリーによって、写真撮影の費用は低下し、典型的なこれまでのフォトスタジオよりも予約から撮影までのプロセスの柔軟性が格段に増した。かといって写真の質が落ちるわけではなく、出来上がりの満足度は高くなると考えられる。既存のビジネスはこれまでのやり方を素早く変えるか、撤退するかの選択を迫られることになるだろう。
藤井氏率いるファマリーには成長を期待するが、同時に幸せな企業であり続けてほしいものだ。
文:ティム・ロメロ
訳:堀まどか
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【プロフィル】ティム・ロメロ
米国出身。東京に拠点を置き、起業家として活躍。20年以上前に来日し、以来複数の会社を立ち上げ、売却。“Disrupting Japan”(日本をディスラプトする)と題するポッドキャストを主催するほか、起業家のメンター及び投資家としても日本のスタートアップコミュニティーに深く関与する。公式ホームページ=http://www.t3.org、ポッドキャスト=http://www.disruptingjapan.com/