
ファマリー創業者の藤井悠夏氏【拡大】
--業界では独立傾向が強まっているのでしょうか
「そうなってくるはずです。フォトグラファーが独立して仕事をしやすい環境になってきているので、私たちはそうしたフォトグラファーと顧客がマッチできるようにしています。近い将来、フォトスタジオは今までと同じ事業モデルで存続することは難しくなってくると思います。フリーランスのフォトグラファーが、スタジオ撮影よりも安く、撮られる人の性格やペースに合った撮影体験と仕上がりの良い写真を提供できるようになっているからです」
--ブライダル市場をターゲットにしたのはなぜですか。高齢化の進む日本では特に魅力的な市場ではないと思いますが
「私はリクルートに入社後、結婚情報誌の営業を担当していたので、そこでウエディング業界・ブライダル市場について学ぶことができました。退社後ベトナムで、結婚情報サイトの立ち上げに携わった後、シンガポールで日系ブライダル企業の事業支援やコンサルティングを行い、日本でのウエディングフォト撮影を希望するシンガポール人に提携企業を紹介するようになりました。私が一番良く知っている市場を最初のターゲットにしました」
「高齢化によって全体的な市場規模は年々縮小しているかもしれませんが、それでも巨大な市場です。長年変化の少なかった市場ですので、私たちにはディスラプトのチャンスがあります。市場は成長していませんが、そのため多くの企業が海外に活路を見いだそうとしています。国内でイノベーションを起こせば、私たちにとってはまだ大きな市場が残されていると思います」