
シャープの「高濃度プラズマクラスター25000」搭載製品を含む加湿空気清浄機の新製品=東京都港区【拡大】
シャープは15日、除菌や消臭で高い性能をもつ「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載したものなど、加湿空気清浄機の新製品6種類を10月20日に発売すると発表した。狭いスペースにも設置できるように本体をスリム化したほか、これまで10万円超だった25000搭載機種についても想定価格を半額程度に抑えたのが特徴。
プラズマクラスターはイオンを発生させ、空気中のカビ菌などを除菌するシャープの独自技術。なかでも「高濃度プラズマクラスター25000」搭載製品は従来10万円超と高価だった。今回の新製品6種類の税別の市場想定価格は4万~12万円前後。このうち4種類が25000搭載機種だが、シャープによると、なかには同想定価格が5万~6万円台のものも投入するという。
また、設置面積を抑えることで、スペースが限られた寝室や子供部屋にも置きやすくしたほか、集塵(しゅうじん)性を高め、1年間は同性能が99%持続する自動掃除機能を持たせたものなどをラインアップした。
シャープの担当者は「高性能ながらサイズや価格を抑えることで、新たな層の開拓につなげたい」としている。