
住友不動産が販売する「ガーデンヒルズ四ツ谷迎賓の森」。富裕層をターゲットとした高額物件は好調を持続している=東京都新宿区【拡大】
首都圏のマンション市場をめぐっては、高付加価値マンションが人気の都心部に対し、郊外の物件は建築費の高騰もあって「いかに安く提供できるか」という側面が強かった。
しかし、20年東京五輪関連の受注活動が一段落すれば、建築費が落ち着くとの見方が強まっており、「(建築費がさらに下がれば)個性的で顧客を引きつけるプロジェクトが増え、郊外型の人気が再び高まる」(不動産ジャーナリスト)とみられる。
実際に恩恵を受けるのは交通の利便性が良い物件などに限られるものの、今後は郊外のマンションへの回帰現象が注目されそうだ。(伊藤俊祐)