
小林製薬が買収した米製薬会社の消炎鎮痛剤「ジムマックス」【拡大】
ジムズマックスは米国では知名度があるブランドだが、それでもシェアは2%程度という。一方で発売50年の小林製薬のアンメルツは、日本国内の液体タイプ外用消炎鎮痛剤市場でのシェアは約25%でトップ。累計販売本数は2億本を超える。
今後はヨコヨコも?
米国で販売する際、商品名は「アンメルツ」としない見通しで、ジムズマックスのブランド力を活用し、アンメルツの開発力を反映させていく。小林製薬の広報担当者は「無臭であることや効力、容器の形状など50年で培ってきた技術がある。米国市場で何が求められているか市場調査をし、売り上げを拡大していきたい」と話す。
たとえば、昭和49年に発売した「アンメルツヨコヨコ」は、孫の手をヒントに容器を曲げ、さらに塗布部分を横向きにして塗りやすくしたことで大ヒット。今年4月に発売した「ネオ」には、容器を従来の11センチから16・5センチにしたロングボトルをラインアップに追加し、肩だけでなく背中にまで塗りやすくした。また、61年には無臭の「ニューアンメルツヨコヨコ」を発売し、特ににおいが気にする女性からも好評だった。こうした独自の工夫が米国で受け入れられるかが鍵となりそうだ。