
小林製薬が買収した米製薬会社の消炎鎮痛剤「ジムマックス」【拡大】
爆買いの「自信」で海外強化
小林製薬は1969(昭和44)年に海外初進出。現在は米国のほか、英国や中国、台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、オーストラリアに拠点を持つ。
熱さまシートなどの日用品が主要商品だが、タイやマレーシアなどアジアを中心に8カ国・地域では70年代からアンメルツが販売されている。現在、アンメルツの売り上げの半分近くは海外だという。
小林章浩社長は「海外売り上げを拡大する」としており、成長のために海外事業拡大は欠かせないが、医薬品をめぐる規制の違いや販売網の確立など、海外で事業に乗り出すのは決して容易ではない。
一方で、小林製薬は他社と異なる個性的な製品を次々と開発し発売する「商品力」を持つ。近年は、中国のウェブサイトで「神薬」と紹介され、日本にしかない商品として中国からの「爆買い」観光客に支持されている。爆買いで得た自信を糧に、「アンメルツ」で培った技術で米国でも攻勢をかける。