シャープは27日、人工知能(AI)を搭載した「プラズマクラスターエアコン Xシリーズ」の新型9機種を10月25日から順次発売すると発表した。音声で天気予報を伝えたり、利用者が好む室温を学習したりする。使い勝手の良さをアピールし、秋冬商戦に臨む。
自社のAIサービス「ココロエアー」を通じ、当日や翌日の天気予報を知らせるほか、地域の気候にあった運転モードを選択する。操作履歴から、設定温度を自動で調整する機能も備える。
AIを使うには、別売りのアダプターを接続し、スマートフォンなどに無料のアプリをダウンロードする必要がある。
また、停止時に室内のカビの発生を抑える機能も追加した。一定の温度や湿度になると、独自技術のイオンを放ってカビ菌を除去する。
店頭想定価格は24万8千~40万円前後。