ニッセンホールディングス(HD)は27日、臨時株主総会を京都市内で開き、11月1日付でセブン&アイ・ホールディングスの完全子会社になるための議案が承認された。ニッセンHDは10月27日付で上場廃止となる。セブン&アイ主導で合理化が加速する見通しだが、業績立て直しの道のりは遠い。
8月に公表した2016年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比27・2%減の576億円、最終損益の赤字額は46億円で前年同期の39億円から拡大した。
人員削減や不採算の大型家具事業からの撤退に踏み切ったが、黒字化は見通せない。債務超過寸前の危機的状況に追い込まれ、セブン&アイの完全子会社として再スタートを切ることになった。
ただ、主力のカタログ通販事業は不振が続いており、顧客離れを食い止められるか不透明だ。