大戸屋、取締役2人が辞任 就任わずか3カ月、内紛影響か (1/2ページ)

 創業家側と会社側の対立が続く大戸屋ホールディングスは28日、主力銀行出身の河合直忠氏(72)ら取締役2人が辞任したと発表した。「一身上の都合」と説明しているが、ともに6月の就任から約3カ月しかたっておらず、内紛の影響とみられる。

 窪田健一社長(46)の側近だった河合氏が中枢を離れることで、経営の混乱に拍車がかかる可能性もある。

 もう1人は、社外取締役で東洋冷蔵(東京)の社長を務める川上泰弘氏(52)。28日に開かれた取締役会でそれぞれ辞任を申し出た。

対立が始まったきっかけは…