【JAPAN style】中国の「国慶節」狙い訪日客にアピール 流通・観光業界、消費喚起に利便性強化 (1/3ページ)

国慶節に向けて中国最大級のSNS「ウィーチャット」の決済サービスを導入した靴量販店のアスビー=東京都渋谷区のアスビー渋谷センター街店(画像は加工してあります)
国慶節に向けて中国最大級のSNS「ウィーチャット」の決済サービスを導入した靴量販店のアスビー=東京都渋谷区のアスビー渋谷センター街店(画像は加工してあります)【拡大】

 10月1日から始まる中国の国慶節(建国記念日)に伴う大型連休を迎え、流通各社や観光業界が、訪日客の消費喚起に知恵を絞っている。直近の円高やリピーター客の増加などで消費行動には変化もみられるが、国慶節は春節(旧正月)休暇や夏休みと並ぶ重要なかき入れ時。各社はサービスや買い物のしやすさをアピールし、訪日客の財布のひもに働きかける。

 決済導入、荷物預かり

 JR渋谷駅ハチ公口から徒歩数分。訪日客で連日にぎわう靴量販店「アスビー渋谷センター街店」(東京都渋谷区)に9月27日、タブレット端末が到着した。中国最大級のSNS(交流サイト)「WeChat(ウィーチャット)」を活用した決済サービスを10月1日から導入する予定だ。

 決済代行を行うアプラスによると、ウィーチャット決済は、スマートフォンに表示したQRコードを店舗側の端末で読み取って決済する仕組みで、中国ではスマホ利用者の約8億人のうち約4億人が利用し、中国人にとってはメジャーな決済手段として普及する。

中国人客の“爆買い”減速で「販売の勢いに陰りが出始めていた」